こんにちは、仙台のコワーキングスペースcocolinです。
今回は2月のcocolinイベントについてご紹介します。
皆さんは「教育」に関心ありますか?
突然ですが、皆さんは「教育」に興味がありますか?
と聞かれても、「うーん、あるともないとも言えないなあ・・・」と思う方が多いかもしれません。
では、「教育問題」とは何でしょう?
この質問で思い浮かぶ答えはたくさんあるのではないでしょうか。
ネットで「教育問題」と調べると、
いじめ、ゆとり教育、活字離れ、学力低下、モンスターペアレント…様々出てきます。
誰しも、義務教育9年間を受け、
「教育」に接してきたはずなのに、
改めて考えると、あまり明確に捉えられていない、
しかも「教育」という言葉自体、抽象的なのではと感じる方もいるのではないでしょうか。
ではここで、教育における「貧困問題」を考えてみましょう。
「貧困問題」と聞くと、発展途上国の教育環境のことだろうか…と思う方もいるかもしれません。
それも、貧困問題の大きな問題の一つではありますが、
日本でも「貧困」が教育に影響している、という事例が起こっているのです。
日本で起きている貧困問題とは?
子どもの「6人に1人」が貧困と言われる日本。
経済的に困難を抱える子どもたちは、
学習面のみならず生活面でも格差が生じ(学校以外での+αの経験が少なくなってしまうなど)
ひいては未来に希望が持てない状態にあります。
これらの問題に立ち向かうために設立されたのが NPO法人STORIA さんです。
NPO法人STORIAさんのVISION
NPO法人STORIAさんが掲げるビジョンは
『貧困の連鎖を断ち切り、「支えられる人」から「支える人」へと愛情が循環する社会を作る』。
人との温かな関わりや、様々な体験を通して自己肯定感を育むことを土台に、
貧困の連鎖を断ち切るべく、①食育 ②学習 ③体験プログラムの3つを柱に活動されています。
代表理事を務めるのは松井直美さん。
松井さんは仙台市出身で東北大学をご卒業され、
新卒で就職した会社を3か月で離職し、フリーターに。
その後専業主婦となるが、離婚を機に臨時職員や派遣社員として数か所で勤務。
その後専業主婦となるが、離婚を機に臨時職員や派遣社員として数か所で勤務。
約10年間若年無業者(ニート)就労支援をされたのち、現在はSTORIAの代表として活動されています。
松井さんは前職の経験から
「子供時代の過ごし方が人生において大事」と感じたそうです。
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貧困が理由により、外の世界と接する機会が比較的少なく、経験が少ない
そのため、「出来ない」ことが自ずと増えてしまい、自己肯定感が低くなる
「どうせ自分は何をしてもうまくいかない」
そんな気持ちが大きくなり、外との接触に対して否定的になる
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そんなサイクルに陥ってしまう危険性がある、と松井さんは考えています。
子供たちが大人になった時、
自己肯定感が低いことにより非行に走ったり、
自分のしたいことを見つけられないことが無いよう、
「困難を乗り越え生き抜く力」を身に付けることが重要と考えていらっしゃいます。
「生き抜く力」は「教育」が育てる!~子どもの貧困解決から考える~
今回のイベントでは松井さんを講師としてお招きし、
教育について、そして貧困問題についてのお話しを伺い、
参加して頂いた方同士でのディスカッションも行います。
教育に興味がある方も、そうでない方も
一番身近で、一番わからない「教育」について考えてみませんか?
参加を希望される方はこちらのFBページにて
「参加する」のボタンを押してください。
皆さんの参加をお待ちしております!
【イベント詳細】
日時:2月8日(水)19:00~21:00
場所: cocolin ~志-Link~
〒983-0852 仙台市宮城野区榴岡5-12-55 NAVISビル 1F
参加費:500円
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