こんにちは!
MAKOTOインターンの安部です。
冬の寒さを感じる季節になりましたね。
さて、今回は11月9日(水)に行われたイベントcoco-bizについてお伝えします!
coco-bizとは?
ビジネスのスキルやノウハウなどを学ぶために、 毎月一度特別講師をお招きして実施するセミナーです。 cocolinでお仕事をしている方々に講師をお願いすることもあり、 様々なことをその道の専門家から学べる、貴重な機会です。 cocolinメンバーの方々や、一般参加の方々が一堂に会する大変刺激的な学びの場です。
今回のcoco-bizのテーマは、
「地元愛Tがアツくする地方創生」
株式会社LASSICの山下さんと株式会社テセラクトの小泉さんが講師としてお話しくださいました。

講師のご紹介
今回coco-bizに講師としていらしたお二人をご紹介します。

山下拓郎さん(株式会社LASSIC 仙台拠点長)
出身地:岩手県、宮城県東松島市で育つ
—株式会社LASSICで東北の事業拡大を目指し、開発事業や地域イノベーション事業を 展開
—地元×ITポイント:全国各地で熱意のあるIT人材の雇用を創出

小泉勝志郎さん(株式会社テセラクト 代表取締役)
出身地:宮城県塩釜市
ーアプリやシステムの開発などを行う傍ら、大学での非常勤講師も務めたり、IT技術者をつなぐコミュニティ形成をしたり、様々な方面で活躍
ー地元×ITポイント:萌えキャラを活用して、塩釜を全国に発信
今回はこのお二人に「地方の抱える課題」「地方×ITで活動して見えたこと」をお話いただきました!
地方の課題とは?
山下さんがこれまでの活動の中で見えてきた地方の課題、それは『都心から帰ってきても地元に仕事がないこと』。
都心で働いている人の中には「いずれは地元に戻って仕事がしたい」と考える人も少なくないそうです。
しかし、特にIT業界では地元に帰ろうと思っても、仕事がないのです。 そうして、地元への思いはあるけど、雇用の安定=自身の生活と考えて、東京から離れることができないでいる人が大勢います。このような状況を改善したいと考えていらっしゃいました。
これを改善するため、株式会社LASSICでは地方に雇用を作ろうと活動されています。
例えば、株式会社LASSICは宮城県の丸森町と提携しています。
宮城県の丸森町では、ITエンジニアが集う町にするため、サテライトオフィスの設置や移住定住への働きかけなどをしています。また、2020年までに地方に1000人の雇用を作ろうという理念を掲げ、奮闘されております。
対して、小泉さんがこれまでの活動の中で見えてきた地方の課題、それは『発信力がないこと』。
皆さんもご存知の通り、東北も含めた地方にはたくさんの美味しいもの、良いものがたくさんあります。
でも、他の地域に持っていくとなかなか売れない...
そのような状況に問題意識を持った小泉さんは行動を起こしました。
その例が実は先ほどあげた萌えキャラ「ぎばさちゃん」なのです。

このぎばさちゃんは塩釜で取れる「アカモク」という地元では「ぎばさ」と呼ばれる海藻をモチーフにした萌えキャラで、販売促進活動の入り口として誕生しました。
ぎばさちゃんの特徴は、ITイベントや技術記事でキャラやイラストを個人、任意団体は無償、法人もお問い合わせすることで自由に使用できることです。現在Line stampやラジオなど幅広いメディアに進出しました。ラジオに関してはネットから全国で聞くことができるようになっています。
その人気から、Twitterのフォロワー数はもうすぐ4000(2016/12/02時点)というところまできており、また萌えキャラグランプリ2016では、メガミマガジン賞の受賞にまでいたっています。
このように地方とメディアをかけあわせることで、強い発信力がうまれています。
小泉さんは繰り返し
「見えない力は無いのと同じ」
と印象的な言葉をおっしゃっていました。
地方×ITで見えたこと

山下さんは、これから 地元で活躍できる場を広げていきたいとおっしゃっておりました。 そのために三要素「まち、ひと、しごと」を掲げていました。
まちとは、地域イノベーションを目指すこと。
ひととは、地方創生のため地方採用を積極的に進めること。
しごととは、リモートワークでも行えるようにすること。
実際に先ほど挙げられた宮城県の丸森町では、 上記の3要素が実行されております。
地元への熱い想いがある方、もっと地元で活躍できる環境作りに興味のある方 は、まず行動してみると良いと山下さんは指摘されました。

小泉さんはこれからの地方には、
「地元 × IT = 異種格闘技」
が必要であると繰り返しおっしゃっておりました。
この異種格闘技とは、 今自分にある力(スキル)を 他のフィールド(他業種、他業界)に活かすということです。
例えば、小泉さんの例で言えば、 プログラマーであるのに、大学講師として活動されたり、率先してITスキルを学ぶコミュニティ(ハッカソン、CODE FOR SHIOGAMA)を立ち上げたりすることです。
「プログラマーとして優れた人はたくさんいる。そうした人たちと同じ土俵で戦っても勝つのは難しい。そこでそのスキルを別なところで発揮することで異種格闘戦に持ち込むことが 重要だ」と語ります。
今の持っている力は、場所を変えれば評価も変わります。 今何か自分の力を生かしきれずモヤモヤしている方、可能性を広げたい方、 ぜひ異種(違う場所)でチャレンジすべきだと小泉さんは指摘されました。
次の12月のイベントは現在企画中!
後日、cocolinのfacebookページにて詳細をお知らせします。 よろしければチェックしてください。
・コワーキングスペースってどんなところ?
・cocolinってどんな人がいるんだろう?
少しでも興味のあるかたはいつでもお気軽にお問い合わせください。
ぜひイベントページもチェックしてみてください。
cocolinのFacebookページはこちらから!
cocolinについてもっと知りたい!という方はcocolinHPから!
9期インターン 安部栄光
MAKOTOインターンの安部です。
冬の寒さを感じる季節になりましたね。
さて、今回は11月9日(水)に行われたイベントcoco-bizについてお伝えします!
coco-bizとは?
ビジネスのスキルやノウハウなどを学ぶために、 毎月一度特別講師をお招きして実施するセミナーです。 cocolinでお仕事をしている方々に講師をお願いすることもあり、 様々なことをその道の専門家から学べる、貴重な機会です。 cocolinメンバーの方々や、一般参加の方々が一堂に会する大変刺激的な学びの場です。
今回のcoco-bizのテーマは、
「地元愛Tがアツくする地方創生」
株式会社LASSICの山下さんと株式会社テセラクトの小泉さんが講師としてお話しくださいました。

講師のご紹介
今回coco-bizに講師としていらしたお二人をご紹介します。

山下拓郎さん(株式会社LASSIC 仙台拠点長)
出身地:岩手県、宮城県東松島市で育つ
—株式会社LASSICで東北の事業拡大を目指し、開発事業や地域イノベーション事業を 展開
—地元×ITポイント:全国各地で熱意のあるIT人材の雇用を創出

小泉勝志郎さん(株式会社テセラクト 代表取締役)
出身地:宮城県塩釜市
ーアプリやシステムの開発などを行う傍ら、大学での非常勤講師も務めたり、IT技術者をつなぐコミュニティ形成をしたり、様々な方面で活躍
ー地元×ITポイント:萌えキャラを活用して、塩釜を全国に発信
今回はこのお二人に「地方の抱える課題」「地方×ITで活動して見えたこと」をお話いただきました!
地方の課題とは?
山下さんがこれまでの活動の中で見えてきた地方の課題、それは『都心から帰ってきても地元に仕事がないこと』。
都心で働いている人の中には「いずれは地元に戻って仕事がしたい」と考える人も少なくないそうです。
しかし、特にIT業界では地元に帰ろうと思っても、仕事がないのです。 そうして、地元への思いはあるけど、雇用の安定=自身の生活と考えて、東京から離れることができないでいる人が大勢います。このような状況を改善したいと考えていらっしゃいました。
これを改善するため、株式会社LASSICでは地方に雇用を作ろうと活動されています。
例えば、株式会社LASSICは宮城県の丸森町と提携しています。
宮城県の丸森町では、ITエンジニアが集う町にするため、サテライトオフィスの設置や移住定住への働きかけなどをしています。また、2020年までに地方に1000人の雇用を作ろうという理念を掲げ、奮闘されております。
対して、小泉さんがこれまでの活動の中で見えてきた地方の課題、それは『発信力がないこと』。
皆さんもご存知の通り、東北も含めた地方にはたくさんの美味しいもの、良いものがたくさんあります。
でも、他の地域に持っていくとなかなか売れない...
そのような状況に問題意識を持った小泉さんは行動を起こしました。
その例が実は先ほどあげた萌えキャラ「ぎばさちゃん」なのです。

このぎばさちゃんは塩釜で取れる「アカモク」という地元では「ぎばさ」と呼ばれる海藻をモチーフにした萌えキャラで、販売促進活動の入り口として誕生しました。
ぎばさちゃんの特徴は、ITイベントや技術記事でキャラやイラストを個人、任意団体は無償、法人もお問い合わせすることで自由に使用できることです。現在Line stampやラジオなど幅広いメディアに進出しました。ラジオに関してはネットから全国で聞くことができるようになっています。
その人気から、Twitterのフォロワー数はもうすぐ4000(2016/12/02時点)というところまできており、また萌えキャラグランプリ2016では、メガミマガジン賞の受賞にまでいたっています。
このように地方とメディアをかけあわせることで、強い発信力がうまれています。
小泉さんは繰り返し
「見えない力は無いのと同じ」
と印象的な言葉をおっしゃっていました。
地方×ITで見えたこと

山下さんは、これから 地元で活躍できる場を広げていきたいとおっしゃっておりました。 そのために三要素「まち、ひと、しごと」を掲げていました。
まちとは、地域イノベーションを目指すこと。
ひととは、地方創生のため地方採用を積極的に進めること。
しごととは、リモートワークでも行えるようにすること。
実際に先ほど挙げられた宮城県の丸森町では、 上記の3要素が実行されております。
地元への熱い想いがある方、もっと地元で活躍できる環境作りに興味のある方 は、まず行動してみると良いと山下さんは指摘されました。

小泉さんはこれからの地方には、
「地元 × IT = 異種格闘技」
が必要であると繰り返しおっしゃっておりました。
この異種格闘技とは、 今自分にある力(スキル)を 他のフィールド(他業種、他業界)に活かすということです。
例えば、小泉さんの例で言えば、 プログラマーであるのに、大学講師として活動されたり、率先してITスキルを学ぶコミュニティ(ハッカソン、CODE FOR SHIOGAMA)を立ち上げたりすることです。
「プログラマーとして優れた人はたくさんいる。そうした人たちと同じ土俵で戦っても勝つのは難しい。そこでそのスキルを別なところで発揮することで異種格闘戦に持ち込むことが 重要だ」と語ります。
今の持っている力は、場所を変えれば評価も変わります。 今何か自分の力を生かしきれずモヤモヤしている方、可能性を広げたい方、 ぜひ異種(違う場所)でチャレンジすべきだと小泉さんは指摘されました。
次の12月のイベントは現在企画中!
後日、cocolinのfacebookページにて詳細をお知らせします。 よろしければチェックしてください。
・コワーキングスペースってどんなところ?
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少しでも興味のあるかたはいつでもお気軽にお問い合わせください。
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9期インターン 安部栄光
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